6月22日(月)
【下野新聞】那須塩原・赤沼 クロサンショウウオ危機 渇水、ふ化3万匹全滅
那須塩原市湯本塩原の赤沼で渇水のため、今年ふ化したクロサンショウウオが全滅状態になったことが分かった。 これから7月にかけてモリアオガエルも産卵、ふ化のピークを迎えるが、渇水が続けば影響は避けられない。 赤沼から500メートルほど離れた大沼ではフナによる食害も確認されており、両生類の受難が続いている。 大沼も水量は例年の3分の1程度。2年前からはフナによるクロサンショウウオ、モリアオガエルへの食害も確認されており、今年3月、塩那森林管理署が防護ネットによる保護区を設けた。
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