コンパス型ノギスは、二等辺三角形の頂角の大きさと底辺の長さに一定の関係があることを利用しています。
これを三角関数を使って求め、底辺の長さを目盛板に表示しました(左図)。
w=2×√(1-cos2θ/2)
w:計測対象の幅
θ:2本の測定桿の開き(角度)
目盛板はこのページを印刷して用い、支点から固定端及び自由端までの長さ(L)がそれぞれ1mのコンパス型ノギスを作れば、最長2mまでの幅が測れます。L=10cmとすれば、最大20cmまで測れます。
計測対象の反対側に目盛板を設置したほうが良いと思います(左下図参照)。こうすると、大きく開いても、対象物に目盛板がつかえて邪魔になることがありません。
意外に実用化できそうな感じ!?
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