水中に沈んでいたクロサンショウウオの糞。
外側が膜状のもので包まれている。ソーセージ状態。
外膜は案外しっかりしており、やさしくすればピンセットでつまんでも破れない。
慎重に割ってみた。
膜の内部には、ミールワームの外皮が未消化の状態で詰まっていた!
内部にかなり水分を含んでいるが、これは糞が水中で発見されたため、水気を吸い込んでいただけかもしれない。
未消化の物体はほとんどが外皮だが、よく見ると、ミールワームの頭部も2つ残っていた(矢印)。
昆虫の頭部は消化が悪いらしく、安全のため、大き目のコオロギは頭部を切り取ってから与えている飼育者も多いらしいが、ミールワームのような小昆虫であっても油断はできないようだ!
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