カエルは後足が初めに生えてきますが、サンショウウオは前足から生えてきます。前足が生えていることに気が付いたのは、孵化から約2週間後でしたが、おそらくもう少し前から生えはじめていたはず。まだ指はよくわかりません。うっそー、ほんとー、かっわゆーい!(爆)
上陸したら山に返すつもりですが、かなり情がうつってきてしまい困っています。
手ともいえずヒレともいえず、なかなかカッコイイかたち。
先端が鋭く尖っており、身を守るための武器になっています(←大ウソ)。
指らしきものもずいぶん発達してきました。肘の関節もしっかりしてきて、前足を使って水底をはう動作も観察できます。
まだ完全ではありませんが、指の完成度がかなり増してきました。写真からは小指がわずかに発生してきている様子がうかがえます。ちなみに、サンショウウオの前足の指の数は4本(親指がない)。
なんともいえない、あどけない雰囲気があり、「にぎにぎ」あるいは「わきわき」という効果音が聞こえてきそうです。はう〜ん。
私がメインで使っているデジカメ「CASIO QV-2300UX」は安いわりに接写機能が高く、マクロモードでここまで寄れます。ちょっとした顕微鏡のよう。
前足も後足も、小指が一番最後に生えてくるようです。
外鰓がほとんどなくなった幼生の手足です。 もう、完全に指も生えそろっており、成体の手足のミニチュア版といったところ。手の指が4本しかない様子がはっきりとわかります。(サンショウウオの前足には親指が存在しない。)
四肢としての機能も十分にはたしはじめ、すでに陸地でもしっかりと歩くことができます。 しかも、成体がのそのそ歩くのに対して、幼体はトテテテ〜っと、かなりのスピードで走りまわります。これは驚きでした。
はじめの頃、爪楊枝の先のようだった手足が2ヶ月あまりでこんなに立派になりました。 今、片腕を失っている幼生がいるのですが、同じく2ヶ月、いや、もっと早くに元通り生えてくると予想しています。
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