ホクリクサンショウウオの増殖池
増殖池は、自然の沢地形を利用して造成されています。
おそらく、最小限の切土・盛土だけを行って沢の幅を広げ、水が緩やかに流れる平らな地形を造成したものと思われます。
この場所は元々ホクリクサンショウウオが生息していない場所として工事が開始されたのですが、工事中に付近で成体が見つかり(爆)、昔からホクリクサンショウウオが棲んでいる場所だと分かったそうです( ̄∇ ̄;)。
落差工

落差工の設置状況(下流から上流を望む)
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増殖池には、たくさんの落差工(小さなダムのような構造物。計7箇所)が設けられていて、その後ろはプール状になっていました。
これには、幼生が生活するためのプールを作る目的と、階段状に土を留めて、沢の勾配を緩やかにする目的があると思われます。
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