水質試薬の使い方

 亜硝酸塩(NO2)試薬を使用する場合は、以下に注意してください。

 液体状のアンモニア試薬・亜硝酸試薬は、調べたい水を試験管にとって、2〜3種類の試薬を垂らし、色の変化で濃度がわかるというもの。裏面の使用法を見ると、アンモニア試薬は試薬を垂らす度にフタをして振るように書いてあるのですが、亜硝酸試薬の方はそういった記述がありません。
 私はこれまで、記載のとおりに振らずに使用していましたが、不安だったので電話で問い合わせてみました。
 すると・・・、

「試験管全体に試薬が行き渡るように、軽く振ってください。」

(なんですってー!)

 話によると、アンモニア試薬はガシャガシャ振って空気を巻き込んでも測定結果に影響しないが、亜硝酸の方は酸素が混じると誤差が出るのだそう。試験管で円を描く程度に、水面があまり波立たないように混ぜるのがこつだとか。

(・・・説明書に書いておけ。あ゛ーーーー!)

 経験上、振らない場合と、振って混ぜた場合では、1ランク近く着色の濃さに差がありますので注意してください(;;)。

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