ドライタワーちょっと改良

 継ぎ足し式ドライタワーを設置してしばらくすると、どうにも気になる点が出てきました。

  1. 継ぎ足しの部分で水が底面を伝ってしまい、水の流れが不均一な部分ができる点。

  2. タワーの設置の仕方がなさけない。(ビニールテープで水槽台にくくりつけただけ)

 今回、これらの欠点を改良しました。

均等に落下させたい

 上部のタワーを通過した水がその底面の孔を通って下のタワーに落ちる際、隣同士の孔から出た水が底面を伝ってまとまる現象が生じ、ぜんぜん水が流れない濾材部分ができてしまいました。
 なんとかして改善しなければなりません。

 丁度その頃、雑誌で水槽内に上手に雨を降らせた読者の方の記事を目にしました。それは「パンチングボードの孔に紐を通す」という方法。
 まさしくこのたびの対策として応用可能と思い、さっそくマネしてみました。

  1. 麻糸を底から穴に通し、ピンセット等を使って口の方にぴっぱり出します。

  1. 引っ張り出した先に、結び目をつくります。

  1. 底側からつつーと引張れば、結び目でぶつかって止まります。

  1. 適当な長さでカットして、1ヶ所完成。水はこの麻糸に沿って滴り落ちるので、底を伝ってしまう事がなくなるというわけです。

  1. 数箇所に同じものを設けます。全部の孔にこの糸を設けるとゴミが詰まりやすくなってしまうので、適当な数で切り上げます。

 この方法で、水の流れが劇的に改善できました!
 唯一の誤算は、私が用いた麻糸はすぐに分解されてなくなってしまうということ(我ながらマヌケだ)。ビニール紐を用いるなど、素材には注意してください。

ドライタワーの設置方法

 お次は、ドライタワーの設置方法です。
 さすがにビニールテープでくくり付けるというのは何の工夫もなくなさけない。何か良い方法はないかと、ある日友達と電話で話していたときに出てきた案がメッシュスタンドを利用するというもの。さっそく設置してみました。

 やり方は簡単。棚の部分にドライタワーの直径サイズの孔を開け、そこにドライタワーを差し込んで固定します。今回は高さをかせぐため2個のメッシュスタンドを購入して、2段重ねで使いました。

 空いているスペースにはアクア関係の小物が整理でき、なかなかの名案でした。

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