「クロサンショウウオ」を点字で点字は、サイコロの6と同じ形に並んだ、たった6つの点の組み合わせで1文字を表現する、すんごい表現手法です。さっそくですが「クロサンショウウオ」の”読み”はこうです。
これを見てまず思うことは、意味ねーということです。インターネットは主に視覚の分野であり、点字は触覚の分野。インターネットをやっている方で、点字を知る必要のある人はあまりいないでしょう。 しかし興味深いところが、ほんの興味半分で調べてみたこの点字、なかなかおもしろい。 点字は、日本語・英語・ドイツ語・フランス語などはもちろん、中国語・アラビア語、果てはスワヒリ語まで表現できます。また数字・記号や万国音標文字(英語単語の読み方を書くアレね)も表現できます。 点の飛び出している方を「表」、それを反対側から見た凹んでいる方を「裏」と呼びます。どうして表裏が必要なのか?読むときは左から右に読みます(表)。と、い、う、こ、と、は、書くとき(打つとき)は右から左に、点の位置もまったく逆に打つわけです。これが「裏」です。 一見わけのわからない点の集合にしか見えませんが、形で読むのではなく、左から右への点の位置の変化で読みます。それは”指で音の変化を聞く”イメージであり、まるで楽譜のようなものといえます。 サンショウウオに感謝!私は点字をまったく使えませんが、あの不思議な点字のカラクリが少しでもわかってよかったです。これもクロサンショウウオのおかげ・・・というのは、ちょっと強引なこじ付けですか。ま、そーゆーことで。
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