2004年8月

　転勤のため、上越市に引っ越してきて4ヶ月が経ちました。
　これまでは森林にかかわる仕事でしたが、今度は少しだけ山を下って、里山の環境が相手です。里山は人間生活と自然とがうまく溶け合ってできた多様な生物の生息空間であり、棚田の側溝やため池はサンショウウオの大切な産卵場になっています。

　現場初日から、さっそくクロサンショウウオの卵のうに遭遇！なんと幸せな。これからはここが仕事の舞台になるのだと思うと、心が奮い立ちました。

　後日、地元での関係者打ち合わせ会議を行うことになりました。人もサンショウウオも住みやすい里山づくりを進めるためには、地元の方々との話し合いが大切です。事前に会場確認のため、某地図検索サービスを使って周辺地図を出力してみたところ・・・。

　・・・ん？

でたー！！！！「尻ふれあいセンター」

　偶然、「田尻ふれあいセンター」（田尻地区の福祉施設）の”田”の文字がはみ出して、大変なことになっていました。よ～し、なんか幸先いいぞ！

　里山づくり、ガンバリたいと思います。

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2004. 8. 7 幸先いいぞ！