2000年8月2000. 8. 5 第2回両生類自然史フォーラム2000. 8. 5 第2回両生類自然史フォーラム今日は、新潟両生類研究会の第2回目のフォーラムに参加してきました。会場は第1回と同じ日本歯科大学。この日のプログラムは、 <特別講演>
<一般j講演>
サンショウウオの観察記録 私には染色体がどうだとか、そういう話は難しすぎ。それで頭痛がしそうになった話もあったのですが、面白かったのは石川県で小学校の教師をされている秋田さんのお話。学級の子供達と魚のイトヨを調べているときにクロサンショウウオと出会ったのがきっかけで、サンショウウオについて調べるようになったそうです。実際のフィールドで試行錯誤しながら、伏流水の流れる崩積土砂の奥に産み付けられたハコネサンショウウオの卵を見つけたり、繁殖にやってくるハコネサンショウウオを捕まえて観察し、繁殖期が年2回あることを確かめたり、また最近ではサンショウウオが自然に繁殖できるような水ためを野渓の途中に作って観察を続けているなど、非常に興味深く、ワクワクものの講演でした。 鳴き声の違うツチガエル
無事カエル 「草履に蛙」の話は、笑いをまじえての講演で飽きずに楽しめました。旅の無事を願って、草履の上にカエル(”旅から無事に帰る”)が座っている彫り物(根付)があるのですが、ある博士がこれを見て「カエルがお腹から水分を吸収するために、湿った草履の上に座っているのだ」と話したところ、それが定説になりつつあるので危惧しているといった話でした。 なお、この日の臨時総会で新潟両生類研究会は”日本”両生類研究会と名前が変わりました。フォーラムも、県外で開催することも考えているそうです。気軽な気持ちで参加していたのに、だんだんと本格的になってきた・・・どうしよう(^^;。
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