しかし、これらの苦労もむなしく、パイプの目詰まりなどにより渇水の心配が絶えない状況が続き、94年の全国的な干ばつでは、池の水が完全にひからびるという大惨事に(;;)。
そんな中、平成14年10月16日、(社)日本動物園水族館協会の助成で、上流から水を引く導水管施設が新たに設置されました。このとき、旅の初日に訪れたいしかわ動物園で、設置に当たっての技術的アドバイスをしたそうです。
初めに施工されたボーリング孔からはほとんど水が出ていませんでしたが、この導水管からはこんこんと水があふれ出ていました!(まさに命の水という感じがします。)
ちなみに、いしかわ動物園で飼育されている今年生まれの幼体は、この増殖池にこの春産みつけられた卵のうを持ち帰って孵化させたものだそうですよ(^^)。
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