カイコ
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マユから絹糸を作る、あのカイコです。爬虫両生類用の餌として専門店で売っています(シルクワームと呼ばれる)。通信販売でも購入できます。
幼虫を乾燥させて粉末にしたものが血糖値を下げる漢方薬として売られており、アミノ酸、ミネラル、ビタミンも豊富だそうです(が、あまり飲みたくはない)。カルシウムとリンのバランスについては、やはりサプリメントによる栄養改善が必要です。
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カイコの与え方
3cm程のカイコを丸呑み
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ミールワームと同様にピンセットで給餌しますが、その際、お尻側から差し出すようにします。なぜなら、カイコは頭でっかちなので、クロサンショウウオに上手に咥えさせるには細いお尻側からのほうがやりやすいからです。
カイコの体は柔らかいので、一旦咥えることができれば簡単に飲み込みます。
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カイコのストック方法
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プラケース
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餌は桑の葉、専用飼料など
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頻繁に掃除!
ストックケースは、やはりプラケースが便利です。
餌は桑の葉しか食べないので、生の桑の葉を用意できなければ、桑の葉で作られた市販のカイコ用飼料、桑の葉の粉末(水にといて与える)等を用意する必要があります。
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カイコ用飼料。
5mmくらいに輪切りにして与える。
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ケースはこまめな掃除が必要です。大食漢で、出すフンも大量(汚れたまま放っておくと死ぬ)。さらに糸を吐きます(マユを作るときだけじゃなく)。フンが糸に絡みつき、さらにはカイコ自身も絡まって・・・。
そんなわけで掃除は簡単にはいかず、毎回ケースをひっくり返しての大掃除・・・なかなか大変。
掃除の際、カイコをケースから取り出すには、ピンセットだと強くつまみすぎる恐れがあるので、割り箸が使いやすいです。
ポヨポヨ・・・
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ところが、カイコとフンと糸が絡みついてうまく取れない場合は、もー、しゃーないので素手を使うことになります。イモムシ状の虫を素手でつかむのは勇気がいりますが仕方ありません(;;)。ポヨポヨしつつも筋肉の脈動が伝わってくるあの感触といったらもう・・・。
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成長が早い
大食漢だけに成長も早く、なんと生まれて1週間で小指大に!
これではクロサンショウウオの口に入らないので餌には使えません。低温で飼育すれば1ヶ月経っても3〜4cm程度に抑えることができますが、大きいものから選んで与えていかないと、結局は気が付いたら皆食べきれない大きさに育っていた、ということになるでしょう。
以上のように「餌が特殊」「掃除に手間がかかる」「成長が早すぎて餌として使える期間が短い」という理由から、餌としてはイマイチかも。ごくたまに、ご褒美的なゴチソウとして与えてみてはどうでしょう。
発想を変えてカイコそのものの成長を楽しむのもオツなものです。小学生の頃、授業の一環として飼育した楽しい思い出があります。
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