ぶどう虫


商品の例

 渓流魚の釣り餌として売られているぶどう虫は、嗜好性の高い良い餌にります。
 実はよく売られている”ぶどう虫”は本物の”ブドウムシ”ではなく”ハチミツガ(ワックスワーム、ハニーワーム)”の幼虫。フスマや蜂蜜などで養殖され、ブドウムシの1/3くらいの価格になっています。どちらもサンショウウオの餌にできます。高カロリーで腹持ちが良いことが特徴です。

ドーピングの問題

 この養殖物の中には、ホルモン処理により幼虫期間を延ばし通常よりひとまわり大きく改造された”ドーピングもの”があります。何となく餌として使うことに抵抗があるかもしれませんが、今のところ特に弊害は見つかっていません。

与え方

  • 頭から、お尻から、どちらでもOK

 パッケージを開けると、中にはダンボール紙が詰められていて、その隙間にぶどう虫が糸で袋状の部屋を作って潜んでいます。潰してしまわないよう注意して袋を破り、ピンセットで中の幼虫を引っぱり出してください。
 とてもやわらかいので、頭側・お尻側のどちらから差し出しても大丈夫です。咥えると、あっという間に丸呑みです。

ストック方法

  • 涼しいところに置いておく

 購入してきた容器のまま、涼しいところに保管しておきます。冷蔵庫の野菜室などもよい保存場所になります。2週間程度は余裕で生きています。

 暖かいところに放っておくとサナギになり、羽化してガになってしまうので、幼虫のうちに早めに使い切るようにします。
 ハチミツガは蜂の巣を食い荒らし、養蜂家にとっては大変な害虫。もしガになっても外に逃がさないように。化学物質で永久的にサナギになれないよう処理された製品もあるそうです。


中にはダンボール紙が入っている

その隙間に糸で部屋を作る

引きずり出す

ひと飲み
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