餌の種類できるだけバラエティに富んだ給餌を行い、なるべく栄養の偏りが出ないようにします。とはいえ、現実的には常時何種類もの餌を用意しておくことは大変なので、普段はベースとなる数種類の餌を常備しておき、時折、別の餌をおりまぜて与えたり、又は、ある餌を使い切ったら今度は別の餌を、という感じでローテーションさせる方法をとることになります。 以下に、手に入れやすい代表的な餌を紹介します。 生きた餌(活餌)※)一般に、生きている餌を「活餌(いきえ)」、鮮魚などの生ものを「生餌(なまえさ)」と表現します。野外採取バラエティに富んだ給餌を行うもっとも確実な方法は、野外で、生きた餌を”無差別採取”してくることです(サンショウウオの口に入りそうな獲物を片っ端から食べさせる)。
積極的に散歩や森林浴をかねて野外(雑木林・神社・公園・畑・庭など)にくりだし、”ご馳走”をお土産に持ち帰ってあげてください。難点は、採取の手間はともかく、冬の間は集めにくいことと、採取時にちょっと人の目が気になるという点です。また、弱っている個体に与えた場合、寄生虫の問題が起こる可能性は否定できません。 市販の活餌 爬虫両生類専門ショップや熱帯魚ショップで購入できる主な餌は以下のとおりです。
釣り餌
生きていない餌活餌が手に入りにくい時期や準備するのがおっくうな場合など、これらの餌が便利。むしろ優れた点も多くあるので、活餌の代用品というネガティブイメージを捨て(特徴を把握したうえで)積極的に活用すべきです。 冷凍飼料 熱帯魚ショップでは、各種の冷凍飼料を購入できます。
乾燥飼料冷凍ではなく、乾燥(フリーズドライ)した餌も各種売られています。
人工飼料いろいろな材料を混ぜて作った人工飼料です。 これらの人工飼料をベースとして、オリジナルの餌を工夫することもできます。遊び心を発揮して、特製の餌作りにチャレンジしてみませんか。 ⇒ 「レッツ!クッキング」 餌として流用できる食品(生餌)スーパーで売られている、調理されていない鮮魚や精肉が、生餌(なまえさ)として利用できます。
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