呼び水不要の外置きポンプ

　一度に大量の水換えを行う場合、一気に排水できる強力な外置きポンプが便利です。しかし、毎回手間がかかるのが呼び水。ポンプの電源を入れる前に呼び水をしてポンプ内に水を満たしておかないと、インペラが空回りしてしまうのです。
　今回は、この呼び水の手間をなくす工夫を紹介します。

　写真のように、ポンプの吸込側に長めのホースを取り付け、写真のようにくるくる巻いておきます（ひもで縛ってまとめておく）。

　この状態で一度呼び水をすると、くるくる内部に常に水がたまった状態になります。

　これで次回からは、スイッチオンだけで排水が始まるという仕組み。

　もしうまく排水が始まらない場合は、数回スイッチをオンオフして勢いをつければＯＫ。なるべく吸込側を短めにして空気がかむ量を少なくすると、より速やかに流れるようになります。

　なお、ポンプの電源は、フットスイッチ（左写真）を経由すると、両手で作業をしながら足でポンプのオンオフができて便利です。

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