カーフィルムで目隠し臆病なペットの飼育に役立つひと工夫を紹介します。子育て中のデリケートな時期や、できるだけ自然な生態を観察したい場合など、応用範囲は広いと思います。 カーフィルムの活用カーフィルムは、車内のプライバシー保護や断熱効果を狙って窓ガラスに貼り付ける黒いフィルム(明るい側からは暗い側がよく見えないという理屈です)。これを水槽の前面に貼ることで、水槽の中から外がよく見えなくなり(水槽内はライトで明るいため)、中の生物が安心してくつろげるという寸法。 我が家では、特にワニガメが育つにつれ臆病になり、餌を与えても見ていないときにさっと食べるカワイクない奴になったので(^^;、ちょっと配慮してあげようと思いひと工夫してみました。 貼っちゃう今回使ったカーフィルムは、ホームセンターで買ってきた、
です。 フィルムの裏面にあらかじめ接着剤がついていて、ガラス面とフィルムに水をつけて貼るタイプ。簡単に貼れるだろうと甘く考えていましたが、思ったより大変で、ひと汗かきました。 注意点貼る際の注意点としては、ガラスとフィルムの間に空気が残らないように、平らなヘラなどで注意深く空気を押し出すことです。これがなかなか難しい。
結果水槽のライトが点いていれば、水槽の中は問題なく良く見えます。特に、部屋の電気を消すと効果は絶大で、ルアーリングをしているワニガメを水槽に顔を近づけてじっくり観察できるようになりました(それでも、そ〜っと見ないとバレますが)。逆に水槽のライトを消すと真っ黒になり、中が全然見えなくなります。その時は水槽の中からは見えています。
フィルムを貼ることで、どれだけワニガメを落ち着かせることができたかというと、今回は透過率24%のフィルムを使ったので、遮断分の76%くらいの効果があったと思われます。という、いい加減な結論を残してこの場を締めたいと思います。 付帯効果:ガラス面の保護・断熱効果・万が一ガラスが割れても飛散しない。 はがし方:暖めながらはがす・残った接着剤はガラスクリーナーで。※最近の製品は、セロテープをはがすのと同じくらい簡単に、跡を残さずきれいにはがすことができます。
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