2000年1月

2000. 1.24 過保護な水槽!?

2000. 1.24 過保護な水槽!?

 これが世に言うインフルエンザなのでしょう。高熱・頭痛・喉の痛みにおそわれ、しばらく寝たきりの生活になっていました。ようやく復帰したものの、まだまだ微熱が続く毎日。油断はできません。

 寝込んでいる間は、やはりペットの世話が不十分になってしまいました。簡単な餌やりはともかく、特に水換えの頻度が落ちました。今回は部屋での療養だったのでまだマシでしたが、急な入院ともなると本当に一大事。飼い主が健康でないと、ペットも健康な生活が送れないんです。いや〜、もう自分ひとりの体ではないのね(^^;。

 幸い濾過が機能していたので、即、生き物が死ぬということはありませんでしたが、日ごろ頻繁に水換えをしていた水草水槽では、水草の弱体化がありました。

 これはまさに「過保護にされていると、有事の際にまっさきにダメになる」現象です!濾過バクテリアの高密度の繁殖を促すには、やはり汚れのある程度の濃度とコンスタントな供給が必要であって、頻度の高い水換えはバクテリアの繁殖には不利であるということは容易に想像できます。

 悪い環境でもすぐダメにならない丈夫な水槽を作り上げるためには、様子を見ながら、徐々に水換え頻度を減らすなど、「かわいい子には旅させよ」的な厳しい育成方法も考える必要があるかもしれません。なかなかバランスの難しい問題です。

水草水槽のコケとパールグラスその後

 コケに関しては、目立つものはピンセットで根こそぎ除去するなど、荒っぽい対処(常套手段)の結果もあって、ずいぶん減りました。体調を崩した時点で水換え頻度が減ることは予想できたので、水の汚れ方を制限しようと思い、給餌量を減らしました。そのかいあってか、寝込んでいたときもコケはそれほど増えませんでした。

 なおバックスクリーンが見えにくくなるほど繁茂していたガラス面の緑色のコケは、一匹のブロンズ・プレコの投入でかなり改善。

 ブロンズ・プレコは大きくなっても5cmくらい。性格もおとなしいので(ただし他のプレコと混泳させるとケンカするので注意)、プレコを水草水槽に入れるとしたら、まずオススメの種類です。ただし今後は、こいつの餌不足が心配。なぜか人工飼料に見向きもしないのです・・・。

 さて、「グリーンアクアリウムよ、もう一度!」ということで、真剣に育成に取り組んできたパールグラスですが、こんなになりました(;;)。

 なんか、ちょびちょびと見えてるのがそうです。はっきり言って、どこかのおっちゃんの頭状態。もはや回復は見込めそうにありません。外れかかったヒーターまで物悲しい。思えば、このパールガラスは1年以上にもわたり私の目を楽しませてくれました。経年による株自体の弱体化もあるのでしょう。

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