2001年3月2001. 3.16 うれしい訪問者2001. 3.20 プラナリア発生 2001. 3.21 ワニガメの穴の正体 2001. 3.28 pHショ〜ック! 2001. 3.31 ワニガメ食欲回復 2001. 3.16 うれしい訪問者昨晩、珍しいお客さんが部屋にやってきました。それは真っ黒のネコです。黒猫は、窓を開けて空気の入れ替えをしているときに、カーテンの下からひょっこりと顔をのぞかせました。じっと見つめては怖がってしまうと思った私は、目をそらしてそしらぬ顔。すると、恐る恐るといった感じで部屋の中まで入ってきたのです。 はじめは私を警戒していましたが、冷蔵庫から”ちくわ”を持ってきて与えると喜んで食べ、そのうち甘えてくるようになりました。なれなれしいところをみると飼い猫のようですが・・・。外に出してもすぐに戻ってきてしまうし、夜間はまだまだ寒い季節。一晩だけおいてあげることにしました・・・。でも、おいてあげた一番の理由は、他にあったのです。 ブーのこと私は以前猫を飼っていたことがあります。黒猫で名前はブーといいました。噛んだり、ひっかいたりが大好きで、いつも部屋中をかけまわって大騒ぎ。どこかへ遊びに行ってなかなか帰らないこともあり、一晩帰ってこないと心配で捜しに出かけて。でも、いつのまにか帰ってきて餌をねだるのです。ブーが家に来て、生活が明るくなりました。私はブーが大好きで、きっとブーも私を世界で一番好きでした。 私にとって本当に大切でかけがえのない存在でしたが、7年前のちょうど今ごろの季節です。当時住んでいた地方では珍しく2、3日降り続いた雪のやんだある日、ブーはその雪の下で冷たくなっていたのです・・・。ブーはまだ1歳にもなっていない子猫でした。今も心の奥に突き刺さっているかなしい思い出です。 遊びにきてくれてありがとうブーにそっくりなその黒猫は、私が寝ているとブーと同じように布団の中にもぐりこんできました。ブーと同じように私のお腹の上にのって、丸くなって喉をグルグルいわせました。私が歩くと足元に絡み付いてきて、危なく踏んづけそうになるのも同じ。 もう、うれしくて・・・本当に、本当にうれしくて・・・。奇跡が起きてブーが生き返り、遠く旅をして私のところに帰ってきた、そう思いたかったですが、でも、そんなこと起こるはずはありません。 今朝は朝早くから黒猫に起こされ、私は特製のクリルご飯を作ってあげました。外はとてもいい天気。名残惜しいですが黒猫を外に出して窓を閉めました。しばらくニャーニャー鳴いて中に入りたがっていましたがここはグッとがまんです。それに、また夜になったら、遊びにきてくれるかもしれませんしね!そのとき、また”ちくわ”では健康によくありません。それで今日は仕事の帰り道、おいしそうなキャットフードを買ってきたのです(^^)。 2001. 3.20 プラナリア発生長さ1cm弱のヒルのような生き物が、水草水槽の底床や水草を這い回っているのに気が付いたのは、1週間ほど前のことでした。小型のヒルだと思い放っておいたのですが・・・。
おもしろい奴だプラナリアというと再生力が旺盛で、1匹を半分に切ると、頭側からは尻尾が、尻尾側からは頭が生えきて2匹になることで有名な生き物。縦に真っ二つにしても、反対側が再生して2匹になるのです! インターネットでさらに調べてみたところ、野生では渓流や小川など比較的水のキレイなところに生息しているそうです(新潟市の高校の佐藤先生のHP「プラナリア&ミジンコと生物教育の部屋」はとても面白かったです。県内の分布図や再生実験があります)。また、水槽に大量発生すると見苦しいくらいで、たいした害はないようです。 じゃあこれは何?実は、私の水槽にはこの他にも変なものが発生しています。はたして何なんでしょう?? 変なもの1・・・何かが通ったトンネル状の跡 底床とガラス面の間に、なぞの生物の這い回った痕跡(トンネル)があります。固形肥料を埋めるときなど、底床のどこをつついてもこの残骸が舞い上がるので、底床全体にびっしりと張り巡らされているもようです(;;)。しかし、未だにトンネルを作っている現場はお目にかかれない・・・。 変なもの2・・・不気味なひも
他に、写真はありませんが2mmほどで、光のあたり具合で時々キラッと輝く銀色のサナギ?がピクピクしながら水流に乗っていることがあります。少し前、水面に蚊よりずっと小さくて華奢な感じの虫が、たくさん死んで浮いていて驚いたのですが、このサナギが孵化したのだと思います(謎のトンネルの主はもしかしてこいつらか!?)。 次は何が発生するだろうか・・・。 2001. 3.21 ワニガメの穴の正体
下図はワニガメ頭部の断面想像図。一部ウソ含んでますが(^^;、こういう仕組みだと喉にお餅を詰まらせても息ができるので、たいへん便利。
2001.3.27 pHショ〜ック!
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さて、トニナの調子が良いことから水質づくりがうまくいっているように思いますが、実際に数値がどのくらいか気になります。pHの測定には試験薬や試験紙、そして電子式のpHメーターがありますが、このほど、欲しかった電子式のpHメーターを購入しました。試験紙の場合、試験紙の色の変化を見てpHを判断する必要がありますが、pHメーターの場合、数字がデジタル表示されるため手軽に計測できます。 さっそくpHを測定したところ、水草水槽のpHは6.0。うむ、なかなかいいぞ(^^)。 |
ついでに、その他の水槽の水質も測ってみました。クロサンショウウオ水槽は6.9。このまま順調に繁殖池と同じ6.0にまで下がって欲しい。
続いて、ワニガメ水槽は5.4。さすがに低い!冬場は餌食いも悪く見た目に水も澄んでいたため、水換え頻度を週1くらいまで下げていたけど、これからはもう少し上げる必要がある。
そして、ポリプテルス水槽は3.8・・・。うそでしょー!?めちゃくちゃ低いじゃん!水量が多いため水質の悪化も遅いと高をくくり、ここしばらく水換え頻度を2週間に1度くらいに落としていたのが大失敗。硝酸塩濃度がかなり上がってしまったのでしょう。ポリプテルス達は餌も良く食べ元気ですが・・・。とりあえず、すぐに水換えをしました。これから頻繁に少量の水換えを続け、徐々にpHを戻していく必要がある。「水のキレイ汚いは見た目の透明度や匂いではない」ということを、あらためて知らされました。
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食欲がほぼ戻りました!徐々にではなく急に回復。今もすごい勢いで人工飼料を食べています。以前のようにガラス面を叩くと寄って来るようになるのも時間の問題。次の冬までどんどん食べて、またぐっと大きくなるでしょう! 食欲とともに凶暴さも回復。前に「水から出されてからの時間に比例して凶暴さがアップするみたい」と書きましたが、今日は出した直後から大暴れ。とんでもない勢いで襲いかかってきました。怖かった!まだ心臓がドキドキいってるよー。 |
写真にあるように、水槽の後ろ隅の濾過器からの水が流れ込む位置がお気に入りの場所。餌の時間以外はいつもそこでじっとしています。嫌がらせにその場所に流木を積んでやると(^^;、すごいパワーでグイグイとかき分けてどけてしまう!小さくてもさすがワニガメです。
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