2005年12月
2005.12.25 備えあれば憂いなし
前回のメモで触れた「適度に気を引き締める対策」の一環として、1ヶ月ほど前のことになりますが、40cm水槽から60cm水槽へ引越しを行いました。(実は、実家の90cm水槽に預けていた熱帯魚たちを40cm小型水槽に移して我が家に連れ帰り、面倒くさがってその小さな水槽のまま飼育を続けたことが、前回の異変を招いた一因であった・・・。)
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軽くブラックウォーター。水草レイアウトは無頓着。
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水量が増えて水質が落ち着き、久しぶりにゆっくり観察する余裕も生まれました。気も引き締まったし、よかったです。
大停電
さて、先日、新潟県の下越を中心に大停電が発生しました。ここ上越は無事でしたが、同様のことが今後起こらないとも限りません。熱帯魚飼育は文字どおり”電気が命”。万が一に備え、さっそく2つのアイテムを準備しました!
どこかで見たようなパッケージ。
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まずは、「衣類に貼るカイロ」。説明書きによると、12時間に渡って40℃以上を保持する性能があるとのこと。ガラス面に貼り付ける数を調整すれば、緊急時のヒーターの役目を十分果たすと思われます。
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単3乾電池×2個で8時間動作
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次に、「乾電池式エアーポンプ」。
実は、エアーポンプは水中に酸素を送り込むことが主目的ではありません。自然の池や湖にはブクブクはないのに、魚は生きています。酸素が、水面から十分に溶け込むからです。溶け込んだ酸素は風波や対流によって、すみずみまで行き渡っていきます。
大切なのがこの水の動き。普段は、水槽内にゆるやかな流れを作るため外部式濾過器が活躍していますが、停電時はこのエアーポンプの出番です。ブクブクで水をほどよく動かします。
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生き物飼育では予期せぬ事故が起こり得ます。この度身近に起こった非常事態で、”備えあれば憂いなし”がとても大事だと改めて感じました。もちろん、停電のように避けがたい事故はともかく、初めから事故を起こすような飼い方をしないことが何より大切であることはいうまでもありません。”君子危うきに近寄らず”です!
そうそう、先日スパイクを出し入れできる雪道用ブーツを購入しました。滑って転んで怪我をするなんてつまらないですから!何だかうれしくて、滑りやすそうな氷の上ばかりを選んで歩いています。
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