2006年1月

2006. 1. 5 越冬スポットの利用状況
2006. 1. 8 越冬移動のナゾ
2006. 1.23 赤飯を炊こうか

2006. 1. 5 越冬スポットの利用状況

 ここのところ、水温が6℃を下回る日が続いています(最低で4℃まで下がった)。先月のわが町の平均気温は史上タイの寒さ(!)だったそうです。

 今日も寒〜い1日でした。

 我が家のサンショウウオたちはほとんどが水中に避難。ただ1匹、わたしの彼(♀)だけが陸地の流木の下に陣取っていました。ようするに、越冬スポットを1匹たりとも利用してません。(えー、そんなー)


水中のほうがマシなんか?
(水中の流木を全部撤去して撮影)

2006. 1. 8 越冬移動のナゾ

 というわけで、越冬スポットは規模縮小決定。(ノ-o-)ノ ~┫:・’.::・
 ふかふかのミズゴケの山はいかにも居心地よさそうに見えたのですが、ただ盛っただけではクロサンショウウオの生態にマッチしないことが良く分かりました。でも、どこをどう改善すればよいやら。

もしや!

 以前読んだ本に、「土壌生物は土が乾燥してくると重力方向へ移動する」と書いてあったことを思い出しました。結果として湿っている土にたどり着けるのであって、湿り気の多い方向を目指して移動するわけではないというのです。
 もしかするとクロサンショウウオも、寒くなってくると「暖かい方向を目指す」のではなく、あくまでも「重力方向へ移動する」性質なのではないでしょうか?皆が水中にとどまる理由を、これまでは、温度変化が穏やかな場所に避難したためと考えていましたが、実際には、水槽内で一番低い場所がたまたま水底だっただけなのかも・・・。

 越冬スポットの改善アイデアが1つ見つかりました。(でも今冬はもうやらん。)

2006. 1.23 赤飯を炊こうか


ついにメスと判明!

 ねじ巻きのお腹を透かして、メスが性成熟した証拠であるピンク色の輸卵管らしきものが確認できました!脊柱の異常というハンデを抱えながらも、こんなにりっぱに育ってくれてよかったです。(/ _ ;)

【我が家で飼育中のサンショウウオの性比 オス:メス=3:5】
性別 個体数 呼び名
オス 3 デカくろっぱり・刃こぼれ・ちびくろ
メス 5 わたしの彼・ゆきどけ・おぼろ月・chinchin・ねじ巻き

メモ

1月12日

 寒波緩み、ここ数日、水温は10℃を超える程までアップ!刃こぼれ(♂)・雪どけ(♀)・おぼろ月(♀)の3匹が上陸。

1月15日

 水温10℃。デカくろっぱり(♂)も上陸。上陸個体に活きアカミミズを与えてみたところ、デカ様と雪ちんがすごい勢いでかぶりついてきた!

 それを見ていた(?)水中のちびくろ(♂)がにわかに落ち着きをなくしたため、こちらにもアカミミズを差し出したらこれまた見事な食いっぷり。
 そろそろ元の給餌ペースに戻していったほうがよいのだろうか???


水中でミミズを喰らうちびくろ(♂)。キモい。
1月19日

 3日ほど前からまた寒くなってきた〜。水温7℃。だが、陸水のメンバー変わらず。水槽をのぞき込むと、ビクっとして隠れようとする者(代表:ねじ巻き)と、餌と勘違いして興奮する者(代表:ちびくろ)と両極端。後者にのみ給餌。ちびくろ(♂)、アカミミズを喰らう。

1月23日

 寒っ!寒〜っ!水温4℃。
 刃こぼれ(♂)・雪どけ(♀)の2匹が入水し、陸:水の個体数は2:6に。
 ちびくろ(♂)、またまたアカミミズを喰らう。

 オスの体型が水中仕様に変化しつつある感じ・・・!?気のせい?


左:ちびくろ(♂)、右:刃こぼれ(♂)
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