2000年10月2000.10. 7 100℃のおなら2000.10.21 ワニガメの成長落ち着く 2000.10.29 火星の植民地 2000.10.30 植民地続報 2000.10. 7 100℃のおなら非常に驚いたわけです。ゴミムシの仲間が外敵から襲われたとき、お尻から相手に向けて一発かます”最後っ屁(さいごっぺ)”、あの霧状の噴出物の温度が100℃もあるなんて・・・。 新潟県立自然科学館新潟市の鳥屋野潟のほとりにある新潟県立自然科学館は館内も広く、見ごたえ十分の博物館です。先日、久しぶりに訪れる機会がありました。普通、博物館に行くと展示物はじっくり見ても、館内に点在するビデオライブラリー(ボタンを押すとテーマごとの数分のビデオが流れるやつ)は通り過ぎがち。しかし、私の足を釘付けにするビデオがあったのです。 先が細くなった特殊な形をした試験管に過酸化水素水とヒドロキシン(だったかな?)の混合液を入れ、そこにゴミムシのお尻にある最後っ屁製造袋から抽出した酵素を混ぜます。すると爆発的な反応が起こって、試験管から最後っ屁が噴出!同じような反応が実際のゴミムシのお尻で起こっているのだそうです。 そして驚きはこれから。サーモグラフィーといって温度が低いと青色、高いと赤く表示されるアレをご存知でしょう。これを使って、ゴミムシが最後っ屁を噴出するところを映すと、噴出物は真っ白く写ります。なんと、その温度は実に100℃。最後っ屁はいやな匂いがするだけでなく、とても熱かったのです! 餌の種類の紹介で、サンショウウオはミールワーム(ゴミムシダマシ)の成虫をあまり好まないと書きましたが、ゴミムシダマシの成虫も、ピンセットでつまんだときにやはりお尻から噴出物を出すことがあります。ゴミムシとゴミムシダマシは似た物同士、最後っ屁も同じような化学反応で噴出されるのではないでしょうか。臭くて熱い、たまったものではありません。サンショウウオも嫌うわけです。 本当にゴミムシと同じ100℃なのか確かめるため、ゴミムシダマシの最後っ屁を自分の指にかけてみようと思ったけど、やっぱりやめた。 2000.10.21 ワニガメの成長落ち着く
前回襲われた経験を活かし、この度の大量水換えの際はあらかじめ温度を合わせた水を入れた衣装ケースにワニガメを移し、極力刺激を与えないよう注意しました。 2000.10.29 火星の植民地 前回6月にリセットした水草水槽は、結局半年を待たずに再リセットとなりました。コケがどんどん増えて、ヘアーグラスは次第に弱体化し、ピグミーチェーンサジタリアはランナーをどんどん伸ばして増えるも、なぜか汚らしく成長して最後はコケに覆われる。どうにも精神衛生上よろしくないので、またまたリセットしてしまいました。 ぶわはは!何これ、火星の植民地のような?光景だ。ひょろひょろと伸びているのがトニナ。そして、その前に置いてあるのがリシア。レイアウトなどという言葉を出すのがためらわれる水景ですが、いいんです。だってだって、我が家の水槽にあこがれのトニナが入ってるんですもの!あぁもう満足(^^;。
そこで私が選んだのはADAのアクアソイルだっ!ソイル系の底砂は使い捨てで、その水質調整効果は3ヶ月程度しか続かないといわれています、つまり時期がきたら取り替えなくてはならない。数ヶ月単位で底砂を取り換えるなんて自然ぽっくなくてイヤだったので、今まで手を出したことがありませんでした。でもまあ、今回はいいんです。なんてったってトニナなんですから(むふふ・・・)。前のほうにリシアも放り込んでありますが、まあオマケみたいなもんですよ。お〜トニナ、ラララ〜。(水草ひとつでうかれすぎ。) なお、このトニナに得体の知れない卵がついていました。直径1.5mm程度でメダカの卵にそっくり。間違いなく魚の卵だと思いますので、これの孵化も楽しみです。 ※この水槽に付けてあった嫌気性濾過層は流量を絞るのをやめるとともにデニボールを取り出して、ただの外部濾過槽にしました。流量を微調整してイオウ臭は出なくしたのですが、それでも水槽の状態が悪いことから、どうも不信感が沸いてしまって・・・。 2000.10.30 植民地続報 仕事から帰ってさっそく水槽を覗くと、トニナはまだ枯れていませんでした(^^;;。今日はリセットから3日目、pHを測ってみました。はたしてアクアソイルの効果は出ているのでしょうか?結果はpH5.0くらい。みごとに下がってます。っていうか下がりすぎ。水換えだー!
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