2003年3月

2003. 3.13 巨頭化のための餌について
2003. 3.15 誰にも見せたことのない私のアノ写真

2003. 3.13 巨頭化のための餌について

<24.5cm>

 ワニガメの魅力のひとつに、迫力満点の巨大な頭部が挙げられます。野生のワニガメは硬い貝類などを食べるため、自然とアゴが鍛えられ、大きくたくましい頭に育つという。
 飼育下では餌の栄養面の充実ばかりに注目しがちですが、たまには硬い餌も与えたいところです。

 以前アサリを殻ごと与えたところ、貝殻の破片がたくさん混ざったフンをして、慌てたことがありました。そこで今回はもう少し消化の良さそうなものをと考え、小ぶりのバイ貝を与えてみました。バイ貝ならば、アサリよりずっと殻が薄い。

驚きの排泄物


ワニガメのフン(手前)。奥はワニガメの右後足。

 数日かけてトータル10個以上のバイ貝を与えた結果、しばらくしてやっとフンをしました。結果は左写真のとおり。

 手前に並んでいるのがフン。中央と右の塊は、ほとんど原形のまま排泄されてしまったバイ貝です(フンの周りには殻の破片もいっぱい。さぞや難産だったことでしょう(ToT))。

 さらに、右端のバイ貝は中身までが未消化のまま殻の中に残っていました!
 なんとも悪い餌を与えてしまったようだ・・・。

反省点

 失敗のひとつには、与える貝の大きさが小さすぎたことが挙げられます。我が家のワニガメはただ丸呑みしただけ。貝殻をかみ割るというアゴの運動にはまったくなっていませんでした。

 また、カメは自ら砂利を飲み込んで消化の助けにすることがあると聞きます。野生のワニガメは胃の中に溜めた砂利で、食べた貝殻を細かく砕いているのかもしれません。
 我が家のように砂利を敷かずに飼っているカメに貝を丸ごと与えるのは、もしかするととんでもない間違いだったのかもしれない。

 硬い餌としては、せいぜいザリガニくらいにとどめるべきだろうか・・・?

2003. 3.15 誰にも見せたことのない私のアノ写真

 実は胃の痛みがずっと続いておりまして、本日、恐怖の胃カメラを飲んでまいりました。

 ええ、そりゃもう、嘔吐えずきましたとも(ToT)。
 おえっ・・・おえっ・・・おえっ・・・、何度も何度も。
 しかし一番辛かったのはそのことではありません。しきりに嘔吐く自分が妙にこっけいに思えてきて、検査中に笑いのドツボにはまってしまったことです(爆)。
 おえっ、となるたびに必死に笑いをこらえる私。おえっ、うぷぷぷっ・・・おえっ、うぷぷぷっ・・・おえっ・・・。もう、死ぬかと。

 というわけで、これらが初公開の私の胃の写真です。

 @は十二指腸の入り口。この部分に少し炎症がみられるとのこと。

 他の3枚は全て胃内部の様子。こちらは特に炎症や潰瘍などもなく、キレイなもんだと言われました(^^)。

 しかし私は、右下の写真に先生さえも気付かなかった奇妙な点を発見し、愕然となった。

 ○で囲んだ部分を拡大してよく見ると・・・、



 ムンクの「叫び」が。

 ま、手の込んだ冗談はさておき(笑)、胃カメラの後、エコーによる肝臓や胆嚢の検査をしたところ、私の胆嚢は折れ曲がった形をしていることが判明。そういう形だと胆汁の流れが滞りケイレンを起こして痛むことがあるそうです(胆石もできやすい)。現時点では何も問題ないとのことでしたが、念のため胆汁を流れやすくする薬を処方されました。
 肝臓のほうは、エコー検査で問題なし、血液検査(B型、C型肝炎)もばっちりクリア(^^)。いやあ、よかったよかった。これで安心して深酒できる(コラコラ)。

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