2002年7月2002. 7. 3 あっさり餌付いてしまいました2002. 7.13 5年の付き合い 2002. 7. 3 あっさり餌付いてしまいました 餌付けを決心した翌日、2匹の幼体は早くもピンセットから餌を食べてくれました。特に三本足のサンボがたくさん食べました。 餌を嫌がる仕草について 与えた餌は、餌付けに定番の冷凍アカムシ。 餌を嫌がる仕草にもいろいろあります。我が家ではこんな感じです。
餌を食べる可能性が高い順に記載しましたが、一番高いものでも、その確率は5割以下。無理に食べさせようとすると、かたくなに拒むようになります。 脱走 成体水槽の中に設置してある幼体ケースから、ちびくろが脱走しました(サンボは壁を上れない)。不注意でケースのフタがきちんと閉まっていなかったのです。
いっちょまえに、成体たちの群れに混ざって流木の下に隠れていました。くぅ〜、かわいすぎる・・・。 2002. 7.13 5年間の付き合い 先日の11日で、我が家にクロサンショウウオが来て5年が経ちました。 幼生の成長と気象について5年前は7月中旬になっても繁殖池に変態前の幼生がたくさん見られたわけですが、今年は先月、繁殖池に行った時には、すでに姿がありませんでした。この冬は全国的にも暖冬で積雪が少なかったため、例年より早い時期に産卵が行われ、上陸も早かった模様です。 しかし、気象データを調べてみると、実は5年前も積雪がかなり少なかったのです。加えて晩冬は例年より気温の高い日が続きましたので、今年同様、早い時期に産卵が行われたことが想像できます。 ならば、どうして5年前と今年とで上陸の時期におよそ2ヶ月もの差が生じたのでしょうか?
日照時間が短ければ、気温はもちろん池の水度は上がりませんし、池に降る雨粒そのものも、落下中の蒸発で熱を奪われて冷えています。また、降った後も蒸発時に熱を奪い、大地を冷やします。 水温が低いことで幼生の成長速度が鈍り、また、餌となる水生昆虫の発生が少なく餌不足もあったでしょう。これが5年前の上陸の時期を遅らせた原因では?と予想します。 卵数で天候を予想する ただの思いつきですが、もしかして「卵のうの中の卵数が多い年は春に雨が多く、少ない年は雨も少ない」なんてことありませんかね? 野生動物は、人間にはない超能力を持っているという話をよく耳にします。新潟ではカマキリが卵を産みつけている位置により、その年の積雪量を予想するカマキリ博士が有名ですが、サンショウウオの卵数で、その春の雨の多い少ないが予想できるとしたら、ちょっと面白そうです。 肘関節再生! サンボの腕の切断から1ヶ月。 もう1ヶ月もすれば、元通りになるのではないでしょうか。うれしいけれど、完全に生えそろったら、ちびくろとサンボの区別はできなくなります(^^;。
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