2001年1月2001. 1. 4 うれし〜!稚エビがいた2001. 1. 8 とうとう藍藻が・・・ 2001. 1.12 許可申請に行ってきた 2001. 1.16 検査当日 2001. 1.21 ワニガメ飼育ライセンス 2001. 1.30 3度目の大洪水 2001. 1. 4 うれし〜!稚エビがいた水換えをすると、ホースで注ぎ込む水流のせいか水質の変化のせいか、水槽の中のエビ達がくるったように泳ぎまくるのですが、今日はその中にゴマ粒ほどのビーシュリンプの子供がワサワサいるのに気が付きました。うれし〜(^^)。放っておけば自然と繁殖しているビーシュリンプですが、やっぱり子供が生まれるとうれしい。この気持ちは、たとえ餌用のメダカの赤ちゃんを見つけたときでも同じ。ミールワームでも同じ。こんなふうに繁殖を喜ぶ気持ちや、赤ちゃんをかわいいと感じる気持ちは、子孫を残すという本能から生まれる自然な気持ちだそうです。 さて、今回はいつビーシュリンプが繁殖してもいいように、あらかじめ生まれた稚エビが魚に食べられないようブロンズプレコ1匹だけを残して魚を隣の水槽に移したり、濾過器の吸い込み口にスポンジをつけて、稚エビが吸い込まれないようにしたりと、少し気を使ってみた。だから喜びもひとしおです。
2001. 1. 8 とうとう藍藻が・・・ついに、コケの中でも嫌われ者のひとつである藍藻(らんそう)が我が家にも!? これって藍藻?
藍藻の特徴として、色は緑だったり茶色だったりするそうですが、決まって匂いはカビ臭いのだそうです。 この匂いはっ!実は、数週間ほどまえから、水槽と底砂の隙間に現れ始めたのですが「これって、藍藻かも・・・」と気にしながらも放っておいたのです。 しかし、ついには水草にまでくっついてきたのを見て、本日、水換えの際に重点的に吸い取りました。とたんにぷ〜んとカビ臭い匂いが部屋に充満。ガビーン!間違いなく藍藻だ。私はカビの匂い自体はそれほど嫌いな匂いではないのですが(^^;、今後の藍藻との戦いを思うと、さすがにギョッとしました。 いったいどうして!? 濾過にも気をかけているし、水換え頻度も少なくないはずなのに、なぜ”管理不足の代名詞”的な藍藻が発生したのでしょう!? 2001. 1.12 許可申請に行ってきた新潟県動物愛護条令の施行に伴なうワニガメの飼育申請のため、午後から仕事を休んで新潟市役所に行ってきました。許可申請には地元の保健所に行く場合が多いと思いますが、新潟市は市役所食品衛生課の管轄でした。 申請書は管理台帳を兼ねた様式になっていて、住所、氏名、年齢、電話番号等のほか、飼育する動物の種類、頭数、飼育施設の概容、水槽を置いてある部屋の見取り図(位置図、平面図、立面図)、好きな女性のタイプ、モー娘。は何人グループか等を書かせられました。 冗談はさておき、申請書の記入後、検査の日程(実際に検査者が飼育設備を検査しにくる)を打ち合わせ、申請手数料2万5000円を支払って(;;)、泣く泣く市役所を後にしたのでした。ちなみに市の担当者は感じのよい親切なおじさんでした(^^)。 第1号聞いてみると、やはりカミツキガメ科の飼育申請者第1号は私でした。どうも、ペットショップを除いて個人で特定動物の飼育許可を出したのは私の他にはサルを飼育している方1名だけらしい。カミツキガメ科に関しては、条令が施行されてから日が浅い(昨年12月26日)こともありますが、おそらくこれからも申請者はあまり増えないでしょうね。 何しろ周知徹底が図られていませんし(少なくとも行政はペットショップに値札だけでなく「特定動物」であることを表示するよう指導しなければなりません)、法外な費用もその一因。私も、確かに馬鹿馬鹿しい金を払ったと思っています。常識の範囲で普通に飼育していれば、許可申請などしなくても一生穏便に過ごせたはずです。 検査は来週火曜日。どうなることか!? 祝!両生類誌に掲載さて、大金を失い意気消沈して自宅に戻ると、怪しげな茶封筒が。日本両生類研究会発行の両生類誌No.5が届いていたのです。以前、原稿執筆のお誘いをいただいたことを書きましたが、その後、岩澤先生、熊倉先生との打ち合わせの中で、文章を手直ししたり題名を変えたりして(内容自体は「ホームページには書けなかった話」で変わりなし)ようやく出来上がったエッセイが、とうとう掲載されたのです。 上で”祝!”なんて書きましたが、実際はとてもそんな気分ではありません。改めて読み返してみて、やはり専門的な紙面の中で私のエッセイは浮いているというか、何と言うか・・・。とにかく小恥ずかしい限りです。幸いにも(?)両生類誌は普通の書店では手に入らない会誌なので、読者が少ないことが救いですが(^^;;。 などなど言いつつも、掲載されて非常にうれしい(^^)。ありがとうございました!懲りずにまた誘ってね(^^;。 2001. 1.16 検査当日ワニガメ飼育の許可申請にあたり、いよいよ飼育設備の現地検査を受ける日がやってきました。今日は仕事を休んで朝から準備です。
あっという間に終わった・・・待ち合わせ時間から5分ほどすぎたころ、2名の方がみえられました。検査は和やかな雰囲気の元、3分ほどで完了(^^;。どうもありがとうございました。 検査ですから、私が申請書に記入した事項(水槽の寸法など)をチェックするのかと思いきや、そういうことはまったくなく、世間話をしながらざっと設備を見ただけで「これならバッチグーだね!」ということになったのです。いやまあ当然ですよ。我が家の甲長16cmくらいのワニガメなら、市販の90cm標準水槽で普通に飼育していれば文句を言うほうがおかしい。 ちなみに、規則では「カギが2つ以上必要」とありますが、これは免除してくれました。施行規則の備考にある「特定動物の大きさ、体力等により、知事が安全上支障がないと認めたときは、その基準の一部を緩和し、又は適用しないことができる。」に該当というわけです。ただし、各自治体によって判断基準が異なるかもしれないので「新潟市で良かったから別のところでも良いとは限らない」とのことでした。 なお、市役所に申請に行ったときは、引越しをした時の変更申請は簡略化した申請方法でよいという話だったのですが、やっぱり正規の手続きで変更申請してくださいと訂正されました。残念! 結論:常識の範囲で飼育していれば全然大丈夫! 1週間ほどで許可証が届くそうです(^^)。 2001. 1.21 ワニガメの飼育許可証
さぞかし体重が減っているだろうと思いきや、30g増えていました。 これがワニガメ飼育の許可証だ!現地検査から4日後、お待ちかねの許可書(特定動物飼養(保管)許可指令書)が届きました。申請書に記入する際、動物の種類欄に”カミツキガメ科”と記入したのですが、許可書では”科”が抜けてました。まあ問題ないでしょ。 裏面には、保険所長名で特定動物の飼育を許可するという旨が記入されており、許可の条件として「逸走しないように管理すること」とあります。
申請を終えて晴れて法的にワニガメを飼育することができるようになったことはうれしいですが、不満もあります。 法律の中で、ワニガメは「人の生命、身体又は財産に害を加えるおそれがある」とされましたが、実際にはワニガメに噛み殺されたというのはもちろん、ワニガメが飼育者以外の他人に噛み付いて大怪我をさせたというニュースも(無くはないでしょうが)ほとんど聞きません。 しかし、もし巨大なワニガメに噛み付かれたら、生半可な怪我ではすまないことは想像できます。 考えてみると、同じく特定動物に指定されているライオンやトラ、ワニなども同様のことがいえますが「事例は少なくても、万が一の事故を未然に防ぐ」という意味で、カミツキガメ科の指定は納得できます。 問題は”2万5000円支払って薄っぺらの紙一枚購入する”という、形式だけの制度。これでは申請しても大して意味がありません。どうせなら、すべての販売されるワニガメにマイクロチップを埋め込む等の処置をして個体登録し、飼育者を特定できるようにすればよいです。それなりの罰則を設ければ、無責任な捨てガメにも効果があるでしょう。 2001. 1.30 3度目の大洪水ホースを使って蛇口から直接水槽に水を入れているときは、決して目を離してはいけません。そうしないと、ついうっかり水を入れていることを忘れてしまい、部屋を水浸しにしてしまうからです。私は過去に2度この洪水を経験しています(とうとう私もやってしまいました及び繁殖ラッシュ参照)。 2度あることは3度あるといいますが、今日起こった3度目の洪水は”水槽とは関係のない”、しかし、最も恐ろしい洪水だったのです・・・。 平和な朝が一転して・・・今朝もいつもと同じように、朝食をすませたころには、そろそろ家を出ないと遅刻してしまいそうな時間になっていました。しかし今日は燃えるゴミの日、急いでゴミを出しに行ったのです。その時、突如便意をもよおした私は、足早にアパートに戻りました。ところが、勢いよく開けたトイレのドアの向こうには信じられない光景が! いったいなぜ!?
原因を悠長に推理している時間などありません。私の便意はクライマックスを迎えています。選択肢は3つ。
1は危険すぎます。なにしろ水はすれすれ。そこに体積のあるものを入れたら大変なことになります。そもそも、便座に座るとおしりが水に浸かってしまいます。却下。 2は、はっきり言って不可能。通勤途中に未曾有の大惨事を招くおそれがある。 もう3しかありません!実際コンビニになんかに行っていたら、確実に遅刻してしまう。でも訳を言えば職場の皆だってわかってくれるはずです! 夢であって欲しいしかし、私はその前にひとつ試したいことがありました。 「ここでもし、トイレの水を流すレバーをひねったら・・・。」 非常に危険なチャレンジです。当然、あふれてしまう危険もありますが、もしかすると詰まっているのが取れて、きれいに流れるかもしれない。試さずにはいられないこの気持ち、わかっていただけると思います。我慢も限界、迷っている暇はない。オリャ!私はレバーをひねりました。カチャ。・・・ジャー、ジャバジャバジャバジャバジャバ・・・。 「をー!!!!!」 便器からどんどんあふれ出る水を誰も止める事はできません。信じたくない大洪水です。
たのむ間に合ってくれ! こうなったらコンビニしかありません。すごい速さでパジャマからジーパンにはきかえ、アパートを出ようとしたとき、大変なことに気がつきました。なんと髪の毛にめちゃくちゃな寝癖がついていたのです!コンビニに行く前にこれを直さなきゃ!別にオシャレというわけではないです。もしも、この寝癖姿でコンビニに駆け込んでトイレを借りたら、店員さんに全てを悟られてしまうかもしれないのです。それはいやだ・・・。 さて、コンビニまでは走れば1分です。当然コンビニの中から見える道に出てからは走るのをやめて歩き、落ち着いたふりをすることも忘れませんでした。中に入ると雑誌コーナーの前でさりげなく1、2度立ち止まりつつ、ふと思いついたようにトイレに入るという演出をカンペキにこなした私は、無事出産を終え、深い安堵感につつまれたのです・・・。 仕事も手につかない午前中休みを取ってトイレを掃除することも考えましたが、水浸しのトイレを前にして何から手をつけてよいかもわからず、仕事に行くことにしました。 さて、職場について皆に話すと「朝からウンがついて縁起がいい」などとからかわれましたが、私は帰宅してからのことが心配で、気が気でなりません。なにしろトイレは水浸しですし、詰まりが取れなければ本当に大変だ・・・。 さあ対決だ!アパートに着いて恐る恐るトイレのドアを開けると、便器内の水位はかなり引いていました。少しづつ流れたようです。トイレの床にたまっていた水もどこかの隙間に染み込んだようで、表面がぬれているくらいになっていました(部屋が1階でよかった)。 水位もかなり下がったので、思い切ってもう一度水を流してみました。すると、少し隙間ができたのか多少は流れましたが、残念ながら詰まりが解消したわけではありませんでした。しかも便器の底からゴボッ、ゴボッと泡が噴出してきた。こ、怖い!
ダメだった残念ながら、詰まり具合に変わりはありませんでした。実に残念だ!仕方ない、こうなったら最終兵器、真空式パイプクリーナーです。 いよいよ使う時がきてしまいました。私はこれからコイツを片手にトイレに向かいます。確かに敵は手ごわい。この戦いには勝てないかもしれない。でも悔いのないよう精一杯やるつもりです。
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