2001年6月2001. 6. 8 残念なこと2001. 6.16 水草水槽崩壊秒読み!? 2001. 6.17 盛りだくさんな1日 2001. 6.23 絶好調ポリプテルス・不機嫌ワニガメ 2001. 6. 8 残念なこと
写真では目立ちませんが、実は藍藻のほうもかなり旺盛にはびこっています(;;)。それから、残念なことにブラックモーリーの稚魚は行方不明に・・・。 もうひとつ残念なこと水草水槽をはじめた頃からの付き合いだったコリドラスの最後の1匹が、とうとう死んでしまったのです(;;)。気が付いたときには、すでに骨と皮に。皮はコリドラスの形がそっくりそのまま残り、まるで抜け殻みたいに・・・。 かなり以前(半年くらい前)から調子を崩し(老衰と思われる)、縦に浮かんだりフラフラ泳いだりしていましたから、これまでよく頑張ったと思います。色々な思い出が目一杯詰まった小さな魚でした。胸が痛いですが、どこかホッとした気もします。手をこまねいて見ているだけだった自分の肩の荷が降りたというか・・・。 水槽構成の工夫点
そのかいあってか、ビーシュリンプは順調に増えています(繁茂したトニナの影になり、あまり姿を見れませんが)。何匹かのビーシュリンプは、いつの間にかサイフォンパイプを通って魚育成側に移住しています。 サンゴ砂の効果 pH上昇のためサンゴ砂をポリプテルス水槽にセットしてから1ヶ月。本日のpHは4.8でした。う〜ん、まだまだ低いや。もう少し量を増やそう・・・。 2001. 6.16 水草水槽崩壊秒読み!?まずいことになってきました。 バッチリ枯れた水草水槽の藍藻がなかなか減らないので、一挙に撲滅するため、水槽を発泡スチロール板で覆って光を遮断したのです。藍藻を枯らすにはかなり効果的な方法です。 遮光して3日目の今日、覆いを取ってみたところ・・・「をーっ!トニナが枯・れ・て・る・じゃん!」 どーする!?藍藻対策に楽をしようとしたのが失敗でした。この状態から立ち直らせるには、やはり手抜きを反省し、この先丁寧に維持していくしかありません。まずは、チューブで藍藻を吸い出しました。いっぺんに全部キレイにしようとすると、つい作業が乱暴になってしまいますので、あせらず部分的に行っていくことにしました。発酵式CO2発生装置の培地も作り直しました(発酵が進み、すっかり培地がなくなっていたのです!)。 もうひとつ気になっていたことは、床材として使っているADAのアクアソイルの寿命でした。この床材はトニナ育成に適した水質に調整してくれるのですが、その効果は3ヶ月程度とも。思えば、もう7ヶ月以上も経っていました。替え時だ! アクアソイルを濾過槽に底砂を入れ替えるとなると並大抵の作業ではありませんが、「アクアソイルを濾過器に入れて水質を調整する」という方法もあるそうです。外部濾過器を開けるのは面倒ですが、やるとしたらこちらです。重い腰を上げることにしました。
濾過器をスタートさせると、順調に水が循環しはじめました。あっというまに水槽全体が白く濁りましたが、まあ初めはこんなもんです。大仕事が終わってホッとひと息。 1分後しかし、どうにも気になってしかたがないのです。濁りではありません。無理に詰めたアクアソイルが水流を阻害し、濾過槽内を水が均等に流れていないのではないだろうか?ポンプに負担がかかっているのではないだろうか?少しアクアソイルを抜けばソイル内部の通水性も良くなり、もっと効果が出るのではないだろうか? 面倒くさがってフタを押し込まずに、初めからソイルの量を調整すればよかったのに。おさえようのないくよくよ心が鎌首をもたげてきました。気になるけど面倒くさい。面倒くさいけど気になる(繰り返し)。ものぐさ心とくよくよ心が数分間戦いましたが、結果は見えています。私のくよくよ心はとてつもなく強いのです(^^;;。 今しがた本日2回目の濾過器のセットを終えました。さあ、これでトニナに元気が戻ればよいのですが! 2001. 6.17 盛りだくさんな1日今日は朝から水槽のお手入れです。昨日に引き続き、水草水槽の藍藻を掃除した後、昨年の引越しの時にはずしてしまったポリプテルス水槽の上部濾過槽をようやく再セット(もちろんウェット&ドライ)しました。そこにサンゴ砂を入れて、気になっていたpHの低下を抑えたかったのです。ついでにワニガメ水槽にも上部濾過槽をセットし、こちらもサンゴ砂を投入。両水槽ともポンプは追加せず、すでに設置してある外部濾過器からの水流を上部濾過槽内に引き込んだだけの、お手軽セットアップです。 こんな感じで、梅雨の晴れ間の日曜日がスタートしたわけですが、今日はなんとも盛りだくさんな1日になりました。 ピンセットから餌を食べた!ワニガメではありません。ポリプテルスです!ワニガメの水槽に小赤が1匹浮いていて、見ると目も透きとおっており体表もキレイで、まさに死にたて。よく言えば新鮮(^^;。本当は、原因不明で死んでしまった魚を餌として与えるのは良くないでしょうが、無駄死にもかわいそうに思い、ピンセットでつまんでワニガメの口元に持っていきました。でもワニガメは無視。そこで、試しに”チビポリ”の口元に持っていってみたのです。しばらくのにらめっこ。やがて小赤が口先に触れた瞬間、食いつくが早いか猛スピードで体をひるがえし泳ぎ去りました。やった、食べた!!いやあ、興奮したな〜(^^)。 サンショウウオの餌探し 小一時間昼寝をしたあと、ひさしぶりにサンショウウオの餌でも採取に行こうと思い立ち、近くの自然公園まで車を走らせました。子供連れでにぎわう中、私はなるべく目立たない端に行き、持ち前の演技力で(?)生物の調査をしている学生を装い採取開始(^^;。 pHの変化に唖然帰宅後、サンゴ砂の効果で多少水質に変化が出ているかなと思い、pHメーターをポリプテルス水槽に浸けてみました。 「うそ・・・なにコレ。」 pH計が7.2を示しているではありませんか(これまで4台だったのに)!ワニガメのほうは7.3です。いくらなんでも変化が急すぎます(よくすすいだつもりでしたが塩分が染み出たのかも)。すぐにサンゴ砂を上部濾過器から取り出しました。サンゴ砂の能力は十分にわかりましたので、今後はpHを頻繁に測りながら適当な量を調べるのが課題です。 おまけ:台所に放置され芽が伸びてきていたサツマイモを、外に埋めてきた(^^)。秋には収穫!? 2001. 6.23 絶好調ポリプテルス・不機嫌ワニガメ前回、ポリプテルスがピンセットから餌を食べたことを書きましたが、その後食欲は増す一方。先日は人工飼料のひかりクレスト「キャット」を水槽に放り込むと、沈み始めたところをダイレクトキャッチ!今までは底に沈んだキャットをノロノロと鼻先で探して、ようやく食べるという感じだったので、これは驚きです。 さらに!小指の先ほどの冷凍ピンクマウスをピンセットで与えてみました。水槽のライトをずらして、ピンセットを少し差し込んだその時、”1号”がフラフラと水面に。そのまま水面でホバリングしています。見ている、見ています!明らかにピンセットの先に興味を示しています。興奮を押し殺し、ピンクマウスをそ〜っと水中へ。狙ってます!食べようとしています!1号は何度かフガフガした後、勢いよくガブッと口を閉じ泳ぎ去った・・・。でもこれは空振りだった(^^;;。その後、沈んだピンクマウスをちゃんと食べました。 サンゴ砂の入れすぎでpHを急激に7前後にしてしまったあの失敗から、期せずしてポリプテルスの調子が上向きに・・・。今後はもっとpH管理に気を使ってあげなくてはいけません。 絶不調水草水槽
凶暴ワニガメ
常に2つの水槽で水をまわしておいて、定期的に交互にワニガメを入れ替えるという方法はどうでしょうか。水換えは空の水槽で行うわけです。節約のため水槽は買い足さず、今ある90cm水槽の中央を厚いアクリル板で2つに仕切って。おっ、なんだか名案な気がしてきた。
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