2002年12月

2002.12.22 水草水槽レイアウト案
2002.12.27 ワニガメとコケ
2002.12.31 2002年の出来事

2002.12.22 水草水槽レイアウト案

 現在、水草水槽は休止していますが、数年前からずっと温めてきたレイアウト案があります。とりあえず?案だけ先に発表しておくことにしました。

 それは、60cm水槽に緑のトンネルを創るという案です。

 右図は60cm水槽とそれを眺める私を真上から見下ろしたもの。図のように、水槽を正面からでなく側面から見るのが最大の特徴です。
 二つ目の特徴はセオリーに反する水草の配置方法にあります。普通、前景に葉の小さい種類を植え、後景に葉の大きい種類を植えるのが基本ですが、レイアウト案では逆に手前に葉の大きい水草、後ろに行くほど細かい水草にします。これは、水槽内に遠近感を出すのが目的です。

 で、水草が水面を覆うほどに繁茂させると、緑のトンネルの完成。ライトは当然メタハラ(メタルハライドランプ)を使い、ところどころ木漏れ日のように葉陰を落とすようにします。うまくすれば60cm水槽とは思えないほどの奥行き感を演出できるのでは!?


イメージ図(芸術作品)

2002.12.27 ワニガメとコケ


計測なし

 写真は甲羅のアップです。コケがうっすらと全体を覆っています。
 本の写真等で見ると、幼体の頃はざらついた甲羅だったものが、大きくなるとつやつやに変化してくるようです。我が家のワニガメも、コケの下にはつやつやの甲羅が隠れているのでしょうか?見たい!!!

 ブラシでこすれば怒り狂って暴れだすことは確実。そこで「防藻剤」を使ってコケを退治することを考えました。

P-CUT

 防藻剤は、コケだけでなく水草までも枯らしてしまうことがあるため、水草水槽をやっている人からはキラワレています。ワニガメ水槽に水草は入っていないものの、本来私も変なものを水槽に入れたくありません。しかし、防藻剤の効果そのものに対する興味もあって、試してみることに決定。
 買ってきたのは「P-CUT」。除草剤のように毒薬で枯らすのではなく、コケの栄養となるリンを金属イオンに結合して除去し、コケの成長を抑制する製品のようです(他にもいろいろ入っているらしいが・・・(^^;)。
 さあ、効果やいかに!?

結果

 実は初めに掲載したコケに覆われた甲羅の写真が、P−CUTセット後2週間あまりが経過した時点の写真なんです。う〜ん、やっぱり規定量の1/3では足りなかったみたいだ(イヤ、なにしろ値段が高くて(^^;)。下手にケチると銭を失うだけという好例です。

 甲羅を乾燥させてコケを枯らす手もありますが、今の寒い時期に長時間水から出したままにしたくないし・・・。やはり覚悟を決めてブラシでこすり取るのが一番手っ取り早いでしょうか。カメの甲羅だし、なんなら亀の子たわしでこすりましょうか(ここ笑うとこ)。

2002.12.31 2002年の出来事

 この一年を振り返り、HPでは未公開の10大ニュースをランキング形式で紹介します。

第10位 ジャンボミールワーム養殖計画

 真剣にジャンボ・ミールワーム養殖の取り組みを開始しました。ジャンボ・ミールワームはクロサンショウウオや古代魚ポリプテルスの良い餌になりますし、ハムスターも血相を変えて飛びつくほどの大好物。

 養殖はまだスタートラインに立ったばかりで、現在は親種を作るために蛹化を進めているところです。
 おって日記形式で養殖の経過について紹介する予定でいます。


蛹化させるために幼虫を単独飼育
第9位 ミールワームが1キロ!

 こちらはノーマル・ミールワームの話題です。
 ミールワームのストックケースの掃除は非常に大変なので、つい先送りになってしまうのですが、年末大掃除に合わせて意を決して敢行!ただし、量が量のため(衣装ケースいっぱい)今回は若干手抜きをして、ザルで糞をふるい落とすことを中心に大雑把な掃除としました。
 作業はアパート前の道路で行ったのですが、通行人が通るたびに激緊張(^^;。ふるい落とした糞を吸い込まないよう、私は顔半分をタオルで覆い隠した怪しげな格好ですし、その上ケースにうごめく大量のミールワームを見られようものなら、最悪、通報されかねません。
 無事掃除も終わり、糞とより分けたミールワームの重さを量ったところ、なんと1キロ!今年も増えまくりました!

第8位 濾過器に吸い込み、ハチェット死なす

 以前、外部濾過器の給水パイプのスポンジが外れて、ランプアイたちが中に吸い込まれてしまうという事故を起こしてしまったのですが、また同じ過ちを繰り返してしまいました。いつも水面近くを泳いでいるハチェットには、外部濾過器の中という環境は過酷だったのでしょう。早々と死んでしまったようで、異変に気が付いたときはすでに跡形もなし・・・。同じく吸い込まれたビーシュリンプやランプアイは、濾過器の中でも絶好調で生きていました。

 スポンジ部分が外れる原因について調べたところ、右図のように先端のスポンジ部分のみを吸盤でガラス面に固定してあったことが問題だとわかりました。何かの拍子に、パイプだけがズレてしまうのです。
 さっそく、スポンジ部を吸盤で固定するのをやめ、パイプと一緒に自由に動くようにしました。来年はこの事故の話題はなくなるはずです。

第7位 ちびくろを床に落っことす

 写真を撮ろうと、クロサンショウウオ幼体を水槽外に取り出したところ、ちびくろがちょろちょろ〜っと走り出し、その勢いのまま、あろうことか私の胸の高さから落下!
 幸い、体重が軽かったこともあり無事にすんだのですが、落としたのが重い成体だったら内臓損傷などおそろしい結果になっていたかも・・・。来年はこのようなことがないよう十分に気をつけないといけません。なにしろ飼育部屋には水洗トイレがあります。その中に落としてしまったらもう最悪。

 ・・・と、ここまで書いたところでイノキボンバイエの放送が始まってしまったので、1位〜6位は省略します(爆)。
 では皆さま、良いお年をお迎えください(^^)。

←前のページへ
次のページへ→

トップページ > 出来事メモ > 2002年12月

サンショウウオ URL : http://xto.be/ ご質問等ありましたら掲示板にお願いします。
※完全リンクフリーです。ご自由にどうぞ。