2002年9月

2002. 9. 8 逃げ足
2002. 9.14 今日の幼体
2002. 9.22 幼体の見分けがついた!ってゆうか

2002. 9. 8 逃げ足

 クロサンショウウオの成体はいつもぼけ〜っとしていて、歩くスピードもノロノロです。

 しかし、幼体はめちゃすばしっこいってご存知でしたか?
 右のボタンを押して、動画を再生してみてください。中央にいるチビちゃんを、これからつつきます。

 どうです、この逃げ足の速さ! つつかれた本人は気の毒ですが、もう、かわいいったらありゃしません。

2002. 9.14 今日の幼体

 今回は、幼体の成長の様子についてお伝えします。

全長・・・5.9cm,6.6cm
体重・・・共に2g(1g単位の秤なので誤差あり)

 ボリュームがでてきて、数値以上に大きく感じます。あの卵のうから産まれて、こんなにリッパに・・・。繁殖池に放した兄弟達はどうしてるだろう?

 餌食いも抜群で、冷凍アカムシを口からはみ出るほどほおばりながら、まだ足りないとばかりに食いついてくる勢い。自分の体長の半分はあるミールワームも丸呑みです。


もう見分けはつきません。

 クロサンショウウオの幼体には、星をちりばめたような白い斑点があります。
 これは、成長と共になくなってくるのですが、いったいどういう意味があるのでしょうね?

2002. 9.22 幼体の見分けがついた!ってゆうか

 2匹の幼体、ちびくろとサンボは、サンボの前足の怪我が元通り治って、すでに見分けがつかなくなった・・・はずでした。しかし先日幼体の模様の理由に掲載した写真を見ていて、とても重要なことに気がついたのです。

 これがその問題の写真です。




治ってないじゃん!




普通はこう(ちびくろの前足)

 上陸後、流木の隙間に入ってしまいよく観察できなかったのですが、出てきてからもちゃんと観察せず、前足は完治しているものと決め付けてました(~∇~;。
 だってぇ〜ん、元気良く走り回ってたしぃ〜みたいな?(←たわけもの)

 それにしても、7月下旬に指が再生しはじめてから、もう2月も経つのに、未だ不完全だったなんて・・・。関節部分で切断した場合キレイに再生せず、傷口が団子状になることがあるそうですが、腕ごと失ったサンボちんには当てはまりません。時間が経てば元通り再生するはず。
 これからはまじめに観察して、今後の完全再生までの様子を見守りたいと思います。

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