2002年2月2002. 2. 3 白点病 2002. 2. 6 白点病その後 2002. 2.10 ワニガメが姉金食いまくる 2002. 2.12 アクアミスト 2002. 2.24 ポリプテルスが病気!? | ワニガメ水槽の餌金に白点病を出してしまいました。写真でハッキリわかるほど重傷ではないのですが、尾ビレを筆頭に、各ヒレに白い粒々が。全ての姉金にこの症状が出ています。 写真中央の金魚の頭には、水カビか白点虫のコロニーみたいな、モヤモヤしたものが付いています。 |
気が付いたのは、餌金に餌を与えたときでした。同じショップで購入したポリプテルス水槽の小赤は、元気に群がっているのに対し、ワニガメ水槽の姉金は水底でじっとしている。これはどうもおかしいと思いよく観察したら・・・。 非常にポピュラーな病気ですが、我が家の水槽で出したのは初めてのこと。適した魚病薬の備えもありません。古くから伝わる民間療法で「塩」や「鷹の爪」が効くようですが、それすら手元にない。さしあたり、サーモの設定を今までの25℃から29℃に上げました。 まさかワニガメに感染することはないと思うので、その点は心配していませんが、餌金全滅はもうこりごりです。他の水槽に病気を広げないよう、水換え用具も別にしないと・・・。 メチレンブルー水溶液 で、一夜明けた今日。 水槽を見ると、水温は30℃弱。 ワニガメは水温が上がって多少活発になるかと思いきや、相も変わらず。病気のほうはというと、特に白点が増えている様子もなく・・・あー!2匹死んでる。さらに水槽の隅に、時間の問題と思えるのも1匹発見。大変だ・・・。 ワニガメもいるし、薬はあまり使いたくなかったのですが、やはりここは科学の力に頼るべきと判断しました。早速メチレンブルー水溶液購入。 規定量を投入したところ、水がかなり濃いブルーに!ワニガメは大丈夫だろうか?量を間違ったのかと不安になりましたが、まあこんなものなのでしょう。見る見るうちに濾材もブルーに。私もブルーです(くだらねー)。 例の瀕死の金魚のことが気になって、あの後、何度も水槽をのぞきました。治療薬を入れたとはいえ、メチレンブルーは金魚の体から離れた白点虫を退治する薬。体そのものを直す薬ではありません。 その金魚は水槽の隅に体を横たえ、少しも動くことができないようです。全身を汚れた粘液に覆われて、かなり苦しそうにエラを動かしています。今夜が山場でしょう。奇跡的な回復を心の底から祈りつつ布団に入りました。 翌朝 翌朝、きっと死んでしまったであろう金魚を取り出そうと、ピンセットを手にしました。ところが、死んだ金魚など、どこにも見当たらない・・・ということは・・・バンザーイ!!! いや・・・むしろ、弱っているところをワニガメに襲われた? えー、これにて一件落着(汗)。 よくよく見れば、白点病に気が付いた時点では20匹近くいたはずの金魚が、今や6匹。濃いメチレンブルーの色と、目隠し用のカーフィルムの相乗効果で、水槽の奥まで良く見えず、全然気が付きませんでした。 白点病の完治より早く、全部食べられてしまう可能性が高い。 計測なし
| 姉金の白点病の治療のためのメチレンブルーで、ワニガメが調子を崩さないか心配でした。死んでしまうことはないにしろ、ちょっとした拒食くらい起こすかも。 そんな心配をよそに、ワニガメは弱った姉金をコレ幸いとばかりに食べまくった。10日程で約50匹完食。 |
餌の栄養成分 その2 金魚について「大きさあたり」の成分表を整理しました(前回の成分表はこちら)。 体長 | 体重 | カロリー | タンパク質 | 炭水化物 | 脂肪 | カルシウム | ビタミンD | 食物繊維 | 4cm | 2.1g | 2.1kcal | 0.4g | 0g | 0g | 0mg | - | 0g | 6cm | 7.0g | 7.1kcal | 1.3g | 0g | 0g | 0mg | - | 0g | 8cm | 16.6g | 16.8kcal | 3.1g | 0g | 0g | 0mg | - | 0g | 10cm | 32.4g | 32.9kcal | 6.0g | 0g | 0g | 0mg | - | 0g | ※表中の「-」はその成分がまったく含まれない場合、「0g」は微量に存在する場合を示す。 ※大体、4cm未満が「小赤」、6cm未満が「別下」、それ以上が「姉金」と呼ばれるようです。
今回与えたのは、6cmくらいの姉金でしたから、10日で50匹ということは、1日体重当たり18キロカロリーになります。はたしてコレは適正な給餌量でしょうか?甲長の伸び率と体重の増加率を比較することで、この疑問に答えが出るでしょう。次回は要計測だ・・・。 ちなみに人間の基礎代謝は、働き盛りの30代で、1キロ当たり約38キロカロリー。 先の連休中に、とうとう元・水草水槽を片付けました。元・水草水槽には、サイフォンを通じて隣の熱帯魚水槽から多数のビーシュリンプが侵入していたため、面倒ですが1匹1匹チューブで吸い取って救出。疲れた〜。 この水槽を撤去したことで、実質的に熱帯魚水槽は水量が半分に(今まではこうだったから)。この際なので、もっと水量を減らしてアクアテラリウムにしてしまいました。 アクアミスト そして「アクアミスト」を設置。アクアミストは超音波で霧を発生させる装置です。ずーっと前にクロサンショウウオの水槽の湿度調節に利用しようと思い購入したものの、一度実験的に作動させたきりで、実際に水槽に用いるのは今回が初めて。 水槽に霧が加わるだけで、幻想の世界に早変わり!おすすめ。 | クリックすると詳細をご覧になれます。
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話は変わって、動物愛護法の話題です。 昨年末の法改正に合わせて、「飼い方の基準」の改正が環境省の中央環境審議会動物愛護部会で進められています。本日、第3回の部会が開催され、素案が示される予定となっていました。残業から帰宅して、さっそく環境省のHPに行きましたが、さすがに議事要旨・議事録の掲載はまだでした(議事要旨・議事録のページはこちら)。 この「飼い方の基準」は今年度中に定まる予定だそうです。これを受けて、各都道府県の条令も見直しがある可能性があります。再度、飼育設備の審査を受ける事になるかもしれません。既に申請を終えているので、如何にとんでもない基準を示されても、逃げも隠れもできない。早まったか!?(^^;; クリックすると詳細をご覧になれます。
| 先日、久しぶりに水槽のライトが点いているうちに帰宅したとき、ポリプテルスの背びれに、何か白いものが付いているのに気が付きました。 なんだろう???ただの水垢? |
写真は2号のものですが、見れば3号の背びれにも同じようなものが付いておりました。やばい、これは病気だ!!背びれ以外には特に症状はなく、以前、1号がかかった病気とは違います。水換えで環境を改善しながら観察することにしました。 ・・・2日後、問題の「白い綿」は消失。もう治った???ですが、すぐに安心はできません。困ったことに私は明日から出張で、金曜日まで留守。出張先で不安な日々を過ごすことになりそうです。まったくタイミング悪い。ライブカメラがあれば・・・。 コオロギの孵化 前回の反省から、今回は孵卵器にタッパーを使うことしました。 孵化率を上げるため、タッパーの内側に水滴が付けば、一晩ほどフタを外して水分を飛ばし、逆に、乾きすぎてしまったときは、スポイトで水分を補給したり。 そんなきめ細かな世話にもすぐに飽き、しばらく放ったらかしにしておいたら、気がつけばたくさんの子コオロギが孵化してました(^^;。 浮かべたタッパーに入れたまま、熱帯魚の餌や小鳥用のすり餌で育てています。5mmくらいにまでなってから、飼育箱(ホームセンターで購入した小物収納ケース)に移す予定です。現在体長3mm。順調! | スポイトでたらした水分に集まる子コオロギたち。
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留守の間のペットの世話 上でも少し触れましたが、しばらく仕事の都合で留守にします。今回は4泊5日という比較的短期間の留守のため、次のようにすることにしました。 - クロサンショウウオ
1週間程度餌なしでも全然平気。今晩はちょっとカロリーの高い餌を与えたいと思い、釣餌のブドウ虫を購入してきました。乾燥しないように、水気を多めにして出かけます。 - ポリプテルス
薬浴済みの小赤51匹・メダカ20匹を泳がせておきます。「白い綿」の病気が再発しなければよいのですが・・・。 ただ、ちょっと小赤の様子がおかしいんです。たまに狂ったように暴れる個体がいたりして・・・pHショックっぽい。留守の間に大量に死んだら、あっという間に水が腐っちゃう。もう、どうすることもできないんで、少しでも回復の助けになればと、急遽、強めのエアレーションを追加したところです。頼むよ(;;)。 - ワニガメ
薬浴済みの姉金53匹を泳がせておきます。前回白点病を出してしまいましたが、水槽自体メチレンブルーで殺菌済みなので、今度は大丈夫かな?こちらは水合わせもうまくいったようです。 - 熱帯魚水槽
自動給餌器をセットしておく事も考えましたが、短い期間ですし、水質悪化のほうが心配であるため、絶食させることにしました。同じ理由から、水位を水槽いっぱいまで上げておきました。 この出張から戻ったら、新しい小型魚を購入する予定でいます(^^)。 - ハムスター
知人に世話をお願いしました。安心。 - 子コオロギ
乾燥しすぎないようにフタをしていくつもりですが、そうすると餌にはカビが生えてしまうでしょう。しかし、カビより乾燥のほうが危険であると判断しました。
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